May Day Eve Celebration Honors Women’s Unsung Labor May Day Eve for Women was organized to recognize and re-evaluate unpaid and underappreciated domestic and care work in and outside of their homes. Held on April 30, the day before traditional labor celebration on May Day, in Tokyo’s Shibuya Ward, the event was for labor union members and
繰り返される虐殺 人類全体の問題:作家V・タジョさんが日本で講演―文学者の役割を強調 コートジボワール人作家で、フランス政府から芸術文化勲章コマンドゥールを授与されているヴェロニク・タジョ(Vélonique Tadjo)氏が来日し、3月に東京大学で講演を行った。アフリカ・ルワンダで起きたジェノサイドを元にした小説「神(イマーナ)の影(原題L’ombre d’Imana, 英題The Shadow of Imana; Travels in the Heart of Rwanda)」を2000年に発表している同氏。それを解題し、「凄惨な出来事を人が直視し、様々な角度から考え続けることは、将来それの抑止につながる」と語った。参加者約180人は生存者の証言や記憶を受け取る意義について考えた。 旅行記と創作物語で想像促す タジョ氏を招いたのは、同大学とそこに拠点を置くアフリカ文学研究者ら。同書の日本語訳を19年に発刊、すぐ翻訳記念をと考えていたが、新型コロナで延期されていた。 同書は、1994年に虐殺が起きたルワンダをタジョ氏が訪れ、現地の人から話を聞いた体験から成っている。国民の7分の1が死んだとされる同国は、死の気配が濃く、ジェノサイド
Unfiltered On the Ground 議員と話し、地道に夫婦別姓を訴える 選択的夫婦別姓・全国陳情アクション 上田めぐみさん 私が中学生だった1990年代前半には、民法改正要綱を答申するための法制審議会が開かれていました。メディアでも、選択的夫婦別姓(※Unfiltered 注)のことが報道されていたので、気になっていました。 「なぜ女性ばかり姓を変えるのか」ということに疑問を抱いていたのですが、そのことに関して話をできる人が周りにいませんでした。 もやもやした気持ちのまま高校に進学したところ、家庭科の先生が授業でこの話を取り上げてくれました。 当時、家庭科は女子だけが受ける授業。結婚しても改姓したくない同級生が他にもいたので、自分だけではないこと、自分の考えは間違っていない、という確信が持てました。 選択的夫婦別姓の問題をもっと学びたいと思ったので、メディアで広く発言していた立命館大学の二宮周平先生のゼミを迷わず選択。家族法やジェンダー論を学びましたが、学びを深めるためにイギリスの大学院へ進みました。 海外で勉強や仕事をする中で、日本が世界的にかなりジェンダー不平等な社会ではないかとは思